人手不足時代の経営者が知るべき採用の真実
- 代表 風口 豊伸
- 2024年11月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年11月30日
今日から「経営者のための人材確保・定着術」をテーマにお届けしていきます。早速ですが、こんな悩みをお持ちではありませんか?
「求人を出しても応募が来ない」
「採用してもすぐに辞めてしまう」
「採用コストがかさむ一方で成果が出ない」
目次
深刻化する人材不足の現状
令和5年の有効求人倍率は1.55倍(2023年11月時点)となっており、求職者の売り手市場が続いています。
[出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年11月分)]
特に中小企業の採用難は深刻で、中小企業庁の調査によれば、中小企業の約54%が「人手不足」と回答しています。
[出典:中小企業庁 中小企業白書(2023年版)]
なぜ採用が難しいのか?
統計データから見える主な原因は以下の3つです:
2-1. 給与水準の問題
大企業と中小企業の給与格差は依然として約1.4倍
[出典:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査]
2-2. 労働環境への不安
求職者の72%が「働き方改革」への取り組みを重視
[出典:厚生労働省 雇用動向調査(令和4年)]
2-3. 企業の魅力発信不足
中小企業の約65%が「自社の魅力発信が不十分」と認識
[出典:中小企業庁 中小企業白書(2023年版)]
今すぐできる対策3つ
3-1. 求人票の見直し
従来の「募集要項」的な記載から、「なぜ当社で働くべきか」という視点での記載に 変更しましょう。
具体的なアクション:
社員の成長事例を記載
具体的な研修制度の説明
職場の雰囲気が伝わる写真の掲載
3-2. 採用チャネルの多様化
ハローワークだけでなく、複数の採用チャネルを活用することで、応募者層を広げる ことができます。
具体的なアクション:
SNSでの企業情報発信
従業員紹介制度の導入
地域の就職イベントへの参加
3-3. 面接プロセスの改善
「選考」ではなく「相互理解」の場として位置づけ直すことで、ミスマッチを防ぎま す。
具体的なアクション:
職場見学の実施
現場社員との対話機会の設定
入社後のキャリアパスの明確な説
まとめ:明日からできること
採用成功の第一歩は「自社の現状把握」です。
まずは以下のような項目をチェックしてみてください:
□ 自社の給与水準は業界平均と比べてどうか
□ 労働時間や休暇取得の実態は適切か
□ 求人票は魅力が伝わる内容になっているか
次回は「採用面接での効果的な質問技法」についてお伝えする予定です。具体的な質問例や、応募者の本質を見抜くためのポイントをご紹介していきます。
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